カタログキャッツ 関西弁 協力S.SIX

 

T 

「お前らは庭に植込みをしたいんか?」と父は言った。

「うん。」とぼくらは答えた。

「よし!」そして父は「じゃあカタログを頼んどくで。」と言った。

そしてそれは決まった。けれどそん後、ヒューイはぼくに言った。

「カタログってなんや?」

「カタログっつーのは」ぼくは答えた。「猫がでてくんねん。何百の写真と何百の猫で一杯の大きい本やねん。んでそれを開けた時、全部の猫が飛び出して、そこら中を走り回るんや。」

「そんなの信じらへん。」ヒューイは言った。

「ホンマやっちゅーねん!」ぼくは言った。

「ほななんでパパはカタログキャッツの本を頼みたかったん?」

「その猫たちは庭仕事を手伝ってくれるからやで。」とぼくは答えた。

「信じられへんわ。」ヒューイは言った。

「ホンマやって。」ぼくは言った。「おまえがカタログを開くと猫が飛び出すねん。んで外に走っていって、庭仕事を手伝ってくれるんや。白い猫は爪で地面を掘んねん。んで黄色と茶色の猫は種の上をごろごろ転ごうて、地面にそれを埋めて、んで種は成長するんやで。」

「信じられへん。」ヒューイは言うた。「猫はそんなことせーへん。」

「もちろんや。」ぼくは答えた。「ふつうの猫はそんなことはせんわな。それが特別なカタログキャッツを頼まなあかん理由や。」

「ホンマ?」ヒューイは言った。

「ホンマや。」ぼくは言った。

「じゃあそれをパパに訊いてくんで。」ヒューイは言うた。

「おまえはなんでもパパに訊くんやな。」ぼくは言った。「たまにゃ自分でなんか学んでみるべきちゃうか?」

ヒューイは傷ついたようやった。「わかったわ、自分で学ぶわ。」彼は言った。「いつカタログは来るんかなぁ?」

「すぐやで。」ぼくは言った。

 

U

次の日の朝にヒューイはぼくを起こした。「カタログキャッツの夢見たで!」とヒューイは言った。「せやけど、ぼくの夢の中では、黄色と茶色の猫たちは家を塗っとったで!そんなことできんやろ?」

「うん、それはできん。」ぼくは言った。「彼らは筆を持てへんからな。」

毎日、ヒューイはおとんにカタログが来たかどうか聞いた。

「まだや。」と父は言いつづけとった。彼はヒューイがとても庭に興味をもっとるんが嬉しかった。

ヒューイはまたカタログキャッツの夢を見た。彼らが群れででっかいカボチャを家の中に運んでいた。彼らは肩と頭で運んどった。

「かれらがそんなことできると思うん?ジュリアン。」とヒューイは聞いた。

「あぁ、できんで。」ぼくは言った。

2週間後

「さて、ヒューイ、ジュリアン。」父は言った。「今日は特別な日や。カタログが来たで。」

「カタログが来た!カタログが来た!カタログが来た!」とヒューイは言った。彼は踊り飛びまわった。

私はどこかに行こうかと考えた。

「どうしたんや、ジュリアン?」父は言った。「カタログが見たくないんか?」

「え、いや。み、見たい。」とぼくは言った。

おとんはカタログを脇に抱えた。ぼくら3人はソファに座った。

「開いて!」ヒューイは言うた。

おとんはカタログを開いた。

中には花や野菜、そしてさらに花や野菜の明るい写真があった。

ヒューイはページを次から次へと早くめくった。「猫はどこや?猫はどこや?猫はどこや?」かれは言いつづけた。

「猫ってなんや?」父は言ってもうた。

ヒューイは泣き始めてもうた。

おとんはわいを見て、「ジュリアン、」、と言った。「何が起こっとるんか教えなさい。」

「ヒューイはカタログの中にカタログキャッツいう猫がいると思おてたんや。」とぼくは言った。

ヒューイはすすり泣きおった。「ジュリアンが言うたんやで!すごい猫が、猫が庭で働くんや!白い猫は、彼らは地面を掘るんや。黄色と茶色の猫たちは、かれらは種の上をごろごろまわるんや。」 ヒューイは今までより激しく泣いてもうた。

「ジュリアン!」おとんは言った。

「はい、」わいはつぶやくように言うた。

「ジュリアン、」父は言うた、「ヒューイにカタログキャッツは目に見えへんと言わんかったんか?」

「いいえ。」とぼくは答えた。

「ジュリアンはわいに、彼らはカタログから飛び出して庭で働くって言うたんや!」

「そか。」、とおとんは言うた。「それは知らな過ぎやな。ジュリアンは今まで庭を持ったことがないんやで。お父さんは庭を持ったことがないのにカタログキャッツについて話してくる人は信じられへんな。そやろ?」

「うん。」ヒューイはゆっくりと答えた。彼はまだほんの少し泣いとった。

おとんはハンカチをとりだしてヒューイに渡した。「さあ、鼻を吹いて、お父さんの話を聞くんや。」、と父は言った。

ヒューイは鼻をふいて、背筋を伸ばした、わいは深う座って、できるだけ小さくなろうとした。

 

V

「最初はみんな」と父は言うた。「カタログキャッツを見ようとぎょうさん時間を浪費することがあるんや。それがムダな時間なのは、彼らは一番早い動物やからやねん。彼らはホンマは目に見えるのかもしれへん、んで素早く動いて見ることができへんだけかもしれん。けど、彼らを感じることはできるんや。右肩越しに探すと、彼らが左耳の上の方で木を登っているのを感じれる。急いで、木を振り返って見てみると、木からジャンプして着地して、君の後ろにいるのを感じられる。けど決して見ることはできへん。

「カタログキャッツは庭で働くのはとても大好きやねん。けど、彼らは半分しか働くことができへん。もし、人が庭で少しも働かなかったら、彼らもまた働かんねん。けど、もし人が一生懸命働いてる庭におったら、全ての仕事はカタログキャッツのおかげで2倍の仕事でできるんやで。」

「お父んが子供のとき、」 ヒューイが言うた、「庭にカタログキャッツおった?」

「あぁ。」父は言った。「お父さんの庭におったで。」

「お友達やった?」ヒューイは言った。

「まぁ、」父は言った。「彼らは人のことは好きやけど、あまりにもすばしっこ過ぎて友達になれへんねん。」

「もう1つあるんや。」父は言った。「カタログキャッツは庭のカタログの中にはおらんねん。んで、だれも頼めへんねん。おまえも注文できへん。願わなあかん。」

「ぼくはお願いを詳しく書けるで」とぼくは言った。

「ヒューイはとても上手くかけると、お父さんは思うで。」父は言った。「もし彼が書きたかったらやけど。書きたいかい、ヒューイ?」

ヒューイは書きたいと言った。

父は紙を1枚と鉛筆を渡した。

そしてヒューイは願いを全て書いた。

 

お願い

12種類の全種類のカタログキャッツ

来たかったらだれでも歓迎するで!

 

 

 

 

※意訳もありますので注意!! 

※S.SIXありがと〜

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