伊邪那岐命と伊邪那美命
是に詔りたまひけらく、
「上つ瀬は瀬速し。下つ瀬は瀬弱し。」とのりたまひて、
初めて中つ瀬に堕り迦豆伎て滌ぎたまふ時、
成り坐せる神の名は、
八十禍津日神。
次に大禍津日神。
此の二神は、其の穢繁国に到りし時の汚垢に因りて成れる神なり。(古事記より)
神から禍は生まれたというお話