ムーミン谷は冬眠の季節

 12月に向け日に日に冷え込んでいきます!

 季節が変わると食も変わる。体のほとんどが食によってできてると思うから、その季節のものを食すことで体全体で、四季を感じられていると思う。

 雑誌『ダ・ヴィンチ』になぜかスナフキンの特集がくまれていた。スナフキイズム。確かに彼の生き方には憧れる。若そうに見えて、実はパイプを吸っている。僕が思うに彼は頭がいい。

 知識が整頓されていて、必要な知識以外は応用をもって知ることができる。だから余計なことは入っていない。いつも整頓されているので、いついかなることにも対応できる柔軟さがある。嫌悪することを長く留めておかず、忘れることも自在にできる。だから感情に左右されて判断を誤ることが少ない。感情が振れないので、人には少し冷たい人だと思われがちだけれど、「人のいい人」が「いい人」とは限らないことも知っているので、気に留めず、ちゃんと自分のタイミングで他人を救ってあげられる本当の優しさをもっている。

 本当に頭がいい人って彼みたいな人なんだろう。

 僕は天才なんかにならんくてもいいから、賢く、頭がいい人でありたいな。

 スナフキンは冬になると旅に出る。出身はムーミン谷なので、とりあえずの帰る場所はあるけれど、あまり彼は出身地を帰る場所だとは思ってないようだ。もちろん彼にもちゃんと親兄弟がいて、ミイとは異父兄弟らしい。けれど、実家=帰る場所とならないのはわかるような気がする。

 なんのために旅に出るのだろう。何かを探すためでもなく、何かから逃げるわけでもない。たぶんもっと世界に深く広くつながるためだろう。旅をすればきっと大切な人に出会う。僕は大切な人が大切じゃなくなったことがない。たとえば愛情をかけた人をのちのち憎むことは多分一生ない。逆に言うと、のちのち憎むような人間を愛するほど節穴じゃない。
 
 だから大切な人は地球上にどんどん増えていく。地球はどんどん住み良くなります。

 世界が家になるんだ。


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